書籍印刷におけるデザインガイドラインの4つのヒント
以下のデザインガイドラインに従うことで、書籍の印刷プロセスがスムーズかつ成功し、お客様のビジョンに合った高品質の出力が得られます。ご質問やサポートが必要な場合は、遠慮なく弊社のデザイン・サポート・チームにご連絡ください。お客様のプロジェクトが最高の結果を出せるよう、お手伝いさせていただきます。
1.PDF または AI 形式、片面 3cm のブリード:
デザインはPDFまたはAI形式で保存し、全辺に3cmの裁ち落としを入れてください。この余分なスペースは、印刷時のトリミングのバリエーションを可能にし、あなたのデザインが白い縁取りなしで端まで広がることを保証します。ブリードとは何か?
2.CMYKカラーモード:
RGBではなくCMYKカラーモードで出力する。CMYKは印刷の標準的なカラーモードであり、これを使用することで正確な色再現と異なる印刷工程間での一貫性が保証されます。デザインをCMYKに変換して、印刷で望ましいカラー出力を実現してください。
3.ベクターグラフィックスまたは高解像度(300DPI):
アートワークは可能な限りベクターグラフィックでデザインするか、最低300DPI(dot per inch)の高解像度画像を使用するようにしましょう。これにより、特に大きなサイズで印刷する場合に、シャープで鮮明なビジュアルが得られます。デザインの品質を保つため、低解像度やピクセル化されたグラフィックは避けてください。
4.フォントのアウトラインを作成する:
フォントの互換性に関する潜在的な問題を防ぐには、テキストをアウトラインまたは曲線に変換します。これにより、使用するフォントが異なるコンピュータシステムで利用できない場合でも、テキストが意図した外観を保つことができます。アウトラインを作成することで、デザインファイルを共有する際にフォントの置き換えやエラーが発生するリスクを排除できます。